だいぶしっかりと生活の「型」みたいなものがかなりかっちりと決まった感があって、気分がよかろうが悪かろうが体はスケジュール通りに動いている。ルーティンになってしまえばあまり辛いとも思わない。心がいかようであろうが体は動き、体の動きを基準にして流れの中で心がそれなりのところに収まる気さえしている。

という考え方は村上春樹の本からの受け売りで、読んだ時にようやく自覚できた。自覚すると暗示のようなもので心がそれなりのところに戻る感じもして「人間て、いい加減だな」と思う。

いい加減だからいろいろあっても生きていられるんだろうと思う。