小さな選択が次々に目の前にきてそれを右に左にいなしていく毎日。目の前のことで手一杯なので今はちょっと先の視界不良の世界をみて怯える余裕すらないし、それなりに体も心も温まっているから先の不安に囚われて足がすくんで体が冷えてしまうよりも状態としてはいいのかもしれない。

ちょっとした願望をあきらめる話をしたら「初めから何でもかんでも諦めなくてもいいと思う」と言われた。その通りだ。いろいろと自分のことについて願望が出てくるというのはいいとなのか、悪いことなのか。

昔ほど自分が「正しい」のかということに拘らなくなってきている。少し前までは、自分が偏狭な考えで回りに散らかしたマイルストーンと自分の位置を見比べてため息を蒸気機関車みたいに吐いていたけれど。そのマイルストーンすらあやしいもんだってことに最近、気づいたらしい。

いけるところまでいってみようぜって話。