日々、是好日。日々、反省。日々、後悔。

どうも同じところをくるくると回っている。可愛げのある犬のように自分のしっぽを追いかけているくらいならいいんだけれど、道に迷った感じである。困った、困った、明かりが見えぬと頭を抱えている。

反省すれば学習をして同じ失敗は繰り返さない。はずなんだけれど繰り返しますね。表層は違えど本質は同一。しかし、「その瞬間」はわからないもんだ。

反省しようが後悔しようが間違い続ける。失敗し続ける。怒られる。迷惑を掛ける。

どうもフィクションの読み過ぎで当たり前のことがわからなくなっていたみたいだ。どんな人間だって大小の迷惑を掛けあって生きている。生まれた時から物体としても存在としても「摩擦」は起こっている。「摩擦」こそ「存在」だ。

自分のどこかに一番、いいバランスのポイントがあるはずなんだけれどいつも内的・外的な引力や圧力、風圧でブレてバランスを崩してしまっている。容易に同じところに帰ってこれない。ここでも迷っている。

いろいろと「やりたいこと」を夢想しながらも何も実行に移せていない。現実的な検討の結果や天地人がそろっていないと言えばそれまでだけれど。

自分のアラばかり目立って嫌になる。でもそういう歪なところを撫でながら「ま、仕方ないよね。俺だもんね。そうそううまくはやれんよね。」と自分を見放さず、ドロドロぬらぬらした自己嫌悪にどっぷり肩までつからずに自分という現有戦力でそれなりの勝負に持ち込むにはどうすればいいか考える気分になるあたりは私の成長と言っていいでしょう。

仕方ないよね、自分は交換できないし。いいところもあると思うんだよね。いいところって「できること」だから自分では簡単にできることだと思ってるけど他人にはできないこと、羨ましいと思われることもあるんだろう。だって、逆のことは毎日目の当たりにしているから。たぶん、逆もあるよ。あってほしい。あれよ。