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スーパーに行くとぶどうを一房買ってしまう。
梨にぶどう。毎日、くそ暑いんですけど秋の果物がスーパーに出始めて季節の移り変わりを感じています。
甘めに味付けされた煮物もなんだかおいしい。野菜もおいしい秋ですね。
庭の花が咲いて、作物が実って、近所の噂をして、たまに気のおけない親戚が尋ねてきてごちそうが出て。
ささやかでも変化を感じるポイントの多い祖父母の送る生活を本当に羨ましく感じます。
無いものねだりかもしれません。蚊の国が嫌で、蝿の国に行っても意味が無い。何処に行っても一緒だと腹をくくるべきなんでしょう。そう簡単じゃないですけど。
こんなこと書いてますけど、今の状況も自分自身も結構捨てたもんじゃないと思ってんですよ。結構、恵まれてんじゃないかって思ってんです。
ぶどうおいしいし。
最近、不幸や後悔を感じるレーダーが消えて、幸せを感じるレーダーがつむじの上でグルングルン回ってるのを感じてます。劇的にではありませんが、できなかったことや誰かと比較し自分を卑下することを早々に「諦めてしまう」ことで人生自体は変えられませんけど、感じ方を変えることはできると思います。
「草枕」の読書感想文でした。