冷たい雨の中で梅は満開だった。


まじめな顔をして正しいことを言う人を見ているとなんだか恥ずかしくなってくる。


着心地がよくてずっと着ている服の袖が擦り切れてきた。

アジアンカンフージェネレーションの「ループ&ループ」を聞くと昔を思い出す。

僕が過ごしている時間と同様の時間を他人が過ごしているということはなんとも不思議なものだ。

「意識する」ということはいろいろな物事において重要であるがそれ以前にそこに意識を持っていくために「気づく」というのは偶然だと思う。人に言われたくらいでは何も変わらない。


本当に味が染みて崩れやすいくらいにとろとろになった大根が入っているおでんっていい。


ある程度、振れ幅を小さくする訓練をしている。飛び切り悲しい、寂しいとは思わないが飛び切りうれしいとも感じなくなった。


自分の経験を鑑みて酒の席なんかでべらべら喋っていることに限って本当にくだらない。


重大なことっていうのは言葉なんかじゃ表現できないくらい重くて形がつかめない。



そういえばこぶしの花も咲きかけていた。