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あの人が出る夢を見るのはなぜなのか僕にもわからない。
会う人、会う人に「結婚」について話をされうんざりする。自分の場合を考えるけれど少しどころかまったくイメージ出来ない。
起きて荷造りをする。
神社に行く。何度もいった神社だけれど柱の細工などが精巧なことに驚く。
青に髪を染めたおばあちゃんを見かける。
カワセミのような翡翠色の鳥を見かける。近くにいた人に聞いたがそんな綺麗な鳥は見たことがないと笑われる。
快速電車で寝過ごして、普通電車で戻る。したり顔で「1歩進んで2歩下がる、これが人生か」と思うが根拠はまったくない。
駅舎がモダンに立て替えられていて驚く。
赤に髪を染めたおばあちゃんを見かける。
プールに行くが2日休んでだけで動きがまったくぎこちなくなる。
誰か知らない人からツイッターに誘われたので入ってみる。
日向の福寿草は太陽に向かって咲いて春を迎えている。
日陰の福寿草のつぼみは冬との別れを惜しんでいる。
極稀にある人を夢に見る。今はまったく音信不通である。ほんの一時、関わった人で特別仲が良かったわけではない。
それなのに僕はあの人の夢を見る。その夢を見た後は夢の中が幸せ過ぎて、目が覚めると悲しくなってしまう。