朝、歩いていると頭に葉っぱがわさっと頭に触れました。感覚的には雑に頭を撫でられたあの感じ。一日はなんとなく過ぎて夕方。散歩をしていると別の場所でまた木に頭を撫でられました。なんだか言葉に出来ないこの感情。

帰り道、それなりに高齢のラブラドールレトリーバーが寄ってきて頭を撫でさせてくれました。ずいと頭を出してきて撫でさせてもらうと「へへっ」って感じで笑ってくれました。

そうです。例え木であっても撫でられると「うれしい」んです。「撫でる」ってのは全肯定です。ポンジュースくらいにまじりっけなしの全肯定。木に撫でられた時に感じた気持ちは「うれしさ」と「気恥ずかしさ」の混ざった感情なのかもしれません。

大人が大人を撫でるとなにかと問題がありそうですから、撫でる代わりに何かで表現できたらいいなと思います。笑顔とか。

自分以外に誰かから言葉や表情、態度という手段をとって貰ったフィーリングを自分の中でもっと誰かの栄養になるように変質させるには何が出来るんだろうと思います。