子供が切ったようなケーキカットのキャベツや輪切りのにんじん。ポトフのおいしい季節。

古い椅子に座っていて立った時に椅子が人の声のような音をたてたので久々に「心底」驚いた。

些細なことで何もかも嫌になって、些細なことが段々重大に思えてきて、何もしたくなくなって、やらなければいけないことを自分をだましだましやって、終わったら起きてるのも嫌で寝た。

朝起きたら「嫌になった」ことすら嫌になって本当にどうでもよくなってギアがニュートラルになった。楽。

問題が起きた時に僕はなんとかして解決しようというスタンスをとるけれどそれはポケットの中で絡まったイヤホンを無理やり解こうとするくらい無意味だ。

しばらく観察して手が打てそうになかったり、理性的な思考から乖離し始めたらしばらくほっておいたら勝手に風化していく。

些細なことって対外、現実をありのままに飲み込めていない消化不良の状態が原因であることが多いんだけれど飲み込めない原因である「現実と理想のギャップ」の理想というのは結局、自分の作った自分のイメージで、社会で生活している以上、人の目が気になるのも仕方がない。

でも結局、美しい理想は僕の少し上を気だるそうに飛んでいて手をつないでくれません。手をつないでいるのはちょっと美しくはないけれどよく見れば愛嬌のある現実なのでもう少し現実と仲良くやろうと思います。

祝日のプールはバタフライを練習する人が多い。

ポトフは素材の味が全てです。たぶん。